スマホの寿命は何年?劣化の原因や買い替えのサインについても解説

2021年1月6日(水)

スマホの寿命は何年?劣化の原因や買い替えのサインについても解説

バッテリーの減りが早くなり、気になるスマホの寿命。使用から何年くらいが買い替えの目安かご存知ですか?本記事ではスマホの寿命について、本体とバッテリーに分けて解説。さらに寿命を縮める原因や兆候、そしてスマホの買い換えをおすすめしたいサインなどについてもご紹介します。「他の不具合も無くまだまだ動くし…」と買い替え時を悩まれている方必見です!

スマホの寿命は何年?

スマホの寿命は、使用頻度や利用状況に応じて変わるのはもちろんですが、本体とバッテリーでも異なります。多くの場合、本体よりもバッテリーの方が早く尽きてしまうことがほとんどです。それぞれの寿命の目安について解説します。

スマホ本体の目安寿命

  • 約3年~4年

Androidスマホは正式な発表はありませんが、iPhoneはApple社より、使用年数を3年として公式発表されています。もちろん、ただちに使用できなくなるわけではないため、実際にはもう少し長く使用できることもあるでしょう。

また、厚生労働省の消費動向調査によりますと、携帯電話全体の平均使用年数は3年~4年とされています。なお、買い替え理由として最も割合が高かったのが「故障」であったため、多くの方が3年~4年で寿命を感じていると考えられます。

スマホバッテリーの目安寿命

  • 約1年半~2年

スマホのバッテリーは、本体に比べると早く寿命を迎えます。これは、バッテリーが消耗品であり、充電を繰り返すごとに、寿命が縮んでいく作りに影響されます。

スマホに採用されているリチウム電池は、通常500回の充電サイクル以降は劣化するとされているため、1日1回充電することを考えると約1年半~が目安になります。

ちなみに、充電サイクルについては、見解が分かれるところですが、多くは充電切れ(0%)から満充電(100%)を指しています。そのため、多く見積もっても2年以内がバッテリーの寿命といえるでしょう。

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スマホの寿命を縮める原因

スマホの寿命を縮める原因として、上記の7つが考えられます。スマホを少しでも長く使いたいと考えている方は、これらを防ぐようにしましょう。

水濡れや多湿

スマホの中には防水機能がついている機種も少なくありません。とはいえ、スマホの防水機能の検査は、あくまでも一定の条件下によるものであり、現実で起こり得る多種多様な状況のすべてを想定したものではありません。そのため、お風呂での使用や、高温多湿の環境は控えたほうが無難です。汗などの水滴が付いたらこまめに拭き取りましょう。

高温環境化

高温環境はバッテリーの内部劣化にもつながります。特に負荷の大きいアプリの使用や、充電をしながらのスマホの操作は、スマホ本体が熱を帯びるケースも。その他にも、充電サイクルによっても、バッテリーの消耗を促進する可能性があります。残り10%から20%を充電のタイミングの目安にすると良いでしょう。

衝撃

スマホ本体の寿命を縮めるわかりやすい原因として、落下などによる衝撃があげられます。外観の破損はもちろんのこと、内部の損傷とも無関係ではありません。特にバッテリーや基盤が破壊された際には、より早い劣化へとつながるでしょう。衝撃の度合いによっては、劣化にとどまることなく、故障として表れます。

満充電保存

満充電保存とは言葉の通り、バッテリーを100%の充電量のままキープした状態です。特に充電をしながら使用する際に起こりやすい状況といえるでしょう。充電が100%の状態でありながら、さらに充電を続けることは、劣化を引き起こす原因となり得ます。先述した充電サイクルも消化してしまう可能性もあるでしょう。

過放電での放置

過放電とは、充電率0%のバッテリーの状態を指します。滅多に使わないスマホほど起こりやすい状態です。0%状態の放置が長くなればなるほど、バッテリー内部の劣化を導きます。0%になる前に充電することで対処しましょう。

指定品以外での充電

スマホのバッテリーの充電は、純正品などのメーカー指定の充電器を使うのが基本です。純正品は、そのスマホにふさわしい、正しい電圧での充電を前提として作られています。そのため、純正品ではない安価な充電器を利用するのは負荷が大きくなる可能性があるため、決しておすすめできません。

不要アプリ・設定での充電消耗

不要なアプリや設定のために、バッテリーの寿命を短縮させてしまうことも考えられます。特にWi-FiやBluetooth、位置情報サービスやアプリのプッシュ通知などは、使わない時はオフにする習慣をつけることで、バッテリーの消耗を抑えてくれるでしょう。自動ロック設定を短くすることでバッテリーの寿命の消耗を抑えられる可能性もあります。

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スマホの寿命が近づいているときに見られる兆候

スマホの寿命が近づけば近づくほど、上記5つの兆候が現れやすくなります。あまりに頻繁に起こるようであれば、新しいスマホへの買い替えを検討しましょう。

動作が重くなる

「ダウンロードやアプリの起動が遅くなった」と感じる際には、使用頻度の少ないアプリや、不要なデータを削除しましょう。それと同時に、バックグラウンドで動作中のアプリをオフにします。もしこれらを行った際にも、変わらずに動作が遅いようなら、スマホの寿命が近いかもしれません。

バッテリーがすぐに熱くなる

スマホのバッテリーがすぐに熱を持ちやすくなるのも、寿命の兆候といえるでしょう。特定のアプリの使いすぎや、真夏などの高温の環境もバッテリーが熱くなる要因ですが、バッテリーそのものに負担がかかっていると考えるのが自然です。基本的にスマホは、高温の環境を想定して作られているわけではありません。事故につながる恐れがあるため、可及的速やかな買い替えをおすすめします。

充電がすぐに切れる

スマホのバッテリーに使われているリチウム電池は、500回の充電サイクルを超えた際に、劣化することが証明されています。そのため、充電したのにも関わらず、すぐに次の充電が必要となる状態が頻繁に起こるようであれば、バッテリーの交換もしくはスマホの買い替えを検討してください。

再起動やシャットダウンが勝手に発生する

スマホの再起動やシャットダウンが、意図せぬタイミングで多く起こるケースも、スマホのバッテリーの寿命が近いことを表しています。充電サイクルが限界点に達している可能性が考えられるため、バッテリーの交換はもちろん買い替えがおすすめです。

アプリのバージョン対応が減る

スマホのアプリは、最新のモデルを念頭に開発されています。そのため、スマホの機種モデルが古いものだと、利用できるアプリが制限されることもあり得るでしょう。本体やバッテリーの寿命とは直接関係しないかもしれませんが、使いにくさが生じるのも確かです。こちらも最新の機種に変えるタイミングといえるでしょう。

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スマホの寿命が気になった時点で買い替えのサイン

スマホの寿命は、本体が3年から4年、バッテリーは1年半から2年が目安の数値です。スマホの寿命が近づいている兆候が見えた時点や、スマホの寿命が気になってしまうようであれば、新しいスマホへ買い替えるタイミングといえます。

なお、コスト面で買い替えを悩まれている方は、お手持ちのスマホを買取査定してみるのはいかがでしょうか。ヤマダデンキの買取事前査定サービスは、宅配買取に対応しています。(送料・梱包材無料)